【チーム】「鬼のラントレ」で合同練習本格始動(5月17日)

岩本新監督体制の下、GW明けからチームの合同練習が本格始動しています。選手たちは午後3時、会社業務を終えると、鳥栖市陸上競技場に移動し、約2時間、ハードなランニングトレーニングに打ち込んでいます。

ハンドボールは1試合60分で平均6キロを走ります。瞬発力はもちろん、フルに走り切るためには持久力が必要で、岩本監督は「走って点を取り、勝ちに行く」というポリシーを掲げ、大崎電気時代から「鬼のラントレメニュー」を組んできました。

選手同士が競う「12分間走」や400メートル走×8本など、文字通り、「吐く」ような練習で、大卒の新人3人も早速、社会人プレーヤーとしての洗礼を受けています。

「(シーズンオフ明けの)この時期は体を慣れさせ、走り続ける体力をつけることが何より大事」と佐藤良彦コーチ。芝生に倒れ込む選手たちを厳しく、やさしく見守ります。

【メディア】密着動画「CHANGE」完結!制作者金氏に聞きました(4月29日)

トヨタ紡織九州レッドトルネードの2020-2021シーズンを追い続けてきたドキュメントムービー「THE CHANGE」が「ラストエピソード~変化~」で完結しました。昨年11月配信の「プロローグ」に始まり、計10編。ファインダー越しに激動のシーズンを見つめてきた金崇寛(キム・スンガン)さん(35)は「スローガンどおり、確かな変化が感じられたシーズンで、その変化が来季、どう具体的に体現されるか、楽しみ」と語ります。
金さんは留学生やスポーツ選手の仲介をはじめ総合人材サービスを手掛ける「ジェイ・ケイ・コネクト」取締役で、岩本真典監督、佐藤良彦コーチとは大崎電気時代から韓国チームとの合同合宿の手配などで親交がありました。「兄貴のよう」と慕う2人がレッドトルネードを率いることになり、密着ドキュメント動画の作成、配信を思い立ちました。アウエーを含め、ほとんどの試合に帯同し、けが人の続出や新型コロナウイルスによる制約など、さまざまな試練に直面したシーズンを見守ってきました。
映像はナレーションはなく、練習や試合前後のスタッフ、選手の言葉やインタビューでつないでいく構成で、金さんはシーズンを振り返り、「最初のころは選手の話も当たり障りがなく、みんな同じような感じだったが、岩本コーチ(当時)らの『考えろ』というポリシーがだんだん浸透し、自分の中で咀嚼し、深みのある言葉が返ってくるようになった」と話します。
ラストエピソードはシーズン最終のジークスター東京、琉球コラソン戦を軸に、シーズンを通してフルメンバーで戦ったことが一度もなかったという金明恵監督の苦悩や選手の葛藤を描きながら、確かな変化と来季への手応えを映し出します。
視聴した愛知県在住のハンドボールファンからは「(レッドトルネードとは)縁もゆかりもないけど、編集が素晴らしく、応援しながら見るようになりました。来季も楽しみにしています」という感想も寄せられています。各20分前後です。いよいよ大型連休を迎えますが、今年もステイホームが続きそうで、この機会にぜひ視聴ください。

【チーム】新加入3選手、社会人プレーヤーへ第一歩(4月29日)

トヨタ紡織九州レッドトルネードは岩本真典監督・佐藤良彦コーチ体制で本格始動しました。大学から入社・入団したGK中村光(日体大)、LW向井京馬(同)、CB松井翔(国士舘大)の3選手も早速、チームの合同練習に参加し、社会人プレーヤーとしての一歩を踏み出しました。
GK中村光は茨城県出身で、藤代紫水高校時代、U-22東アジア選手権日本代表に選ばれるなど実績があり、2019年インカレで日体大を準優勝に導きました。LW向井京馬は同じインカレ準優勝メンバーで、愛知県から、創部数年で全国に名をはせるようになった大分高校に進学、九州にもなじみがある選手です。CB松井翔は神奈川県出身で、国士館大ではキャプテンを務め、司令塔として活躍してきました。
佐藤良彦コーチは「それぞれに持ち味があり、さらにプレーに磨きをかけ、活躍してくれるはず」と期待します。この新人3人を含め、選手19名で今季の日本リーグや諸大会に臨みます。

左から向井京馬、中村光、松井将選手

【チーム】岩本真典コーチが監督就任。来季体制発表(4月21日)

トヨタ紡織九州ハンドボール部レッドトルネードは4月21日、2020年度の活動報告会をオンラインで開き、来季から岩本真典コーチ(50)=早稲田大、大崎電気=が新監督に就任し、金明恵(キム・ミョンヘ)監督(62)がアドバイザーに就くことを発表しました。
岩本新監督は熊本県出身で、三陽商会、大崎電気でプレーし、2006年、日本リーグ史上初の通算1000得点を達成。2009年度から2018年度まで10年間、大崎電気の監督を務め、日本リーグで4度の優勝を果たしました。2020年度、大崎電気のチームメートだった佐藤良彦コーチ(47)とトヨタ紡織九州に移籍しました。
報告会では3月に退団を公表していたLB朴永吉(パク・ヨンギル)、RB李琅鎬(イ・ウンホ)の韓国人2選手の引退と、GK中村光(日体大)、CB向井京馬(同)、CB松井翔(国士舘大)の新人3選手の入団を発表しました。
来季のリーグ戦は8月に開幕します。岩本新監督は「コーチという立場でできる限りのことをやってきたが、まだまだ伸びる。チームをしっかり作り上げ、優勝できるようにしていきたい」と抱負を述べました。

来季への抱負を語る岩本真典新監督

【チーム】GK岩下選手、佐賀県SSPトップアスリートに認定(4月9日)

トヨタ紡織九州レッドトルネードのGK岩下祐太選手が佐賀県の「SSPトップアスリート」に認定され、4月9日、佐賀県庁で認定式が行われました。
SSPトップアスリートは世界に挑戦するスポーツ選手を支援し、スポーツ文化のすそ野を広げる「SSP(SAGAスポーツピラミッド)構想」に基づき、佐賀県ゆかりのトップアスリートを認定する制度です。岩下選手は日本代表が24年ぶりに1次リーグを突破した1月の世界選手権やアジア大会での活躍が評価されました。認定は11人目で、活動費が助成されます。
認定式当日、県庁ロビーの大型スクリーンに「ご活躍を佐賀県民みんなで応援します!」と激励の言葉が映し出され、認定式では山口祥義知事が岩下選手に認定証を手渡し、同席した佐賀県ハンドボール協会の中園嘉彦会長らと懇談。岩下選手は「東京五輪では日本と佐賀を背負っている気持ちで全力を尽くし、佐賀県内でのハンドボール普及にも貢献したい」と決意を述べました。

【チーム】「ハンドボール楽しいよ」。小城市で体験教室(3月29日)

小学生を対象にしたハンドボール教室が3月29日、小城市芦刈町の芦刈公民館で開かれました。トヨタ紡織九州ハンドボール部レッドトルネードの選手4人が講師を務め、1年生から6年生まで16人がハンドボールの魅力を体験しました。
SAGA2024国スポで、小城市は神埼市とともにハンドボールの会場となります。ただ競技人口は少なく、市民や子どもたちにもなじみがありません。そこで小城市教育委員会が「トップアスリート交流事業」の一環としてハンドボール教室を企画しました。
レッドトルネードから橋本駆選手らが出向き、パスキャッチ、ドリブル、シュートなど基礎動作を練習した後、ゲーム形式でグループ対抗戦を行いました。ハンドボール未経験者ばかりでしたが、みんな笑顔でプレーを楽しんでいました。
昨年度はコロナ感染予防のため、地域での活動はなかなかできませんでしたが、ハンドボールのすそ野を広げるため、地域に積極的に出かけていきます。

【メディア】「来季への手応えあり」。佐賀新聞に今季回顧特集(3月27日)

3月27日の佐賀新聞にトヨタ紡織九州レッドトルネードの日本リーグ回顧特集が掲載されました。プレーオフ進出は逃したものの、世界選手権日本代表に選ばれた岩下祐太選手や7メートルスロー阻止率賞を受賞した小峰大知選手らGK陣の活躍に加え、大橋要選手や三重樹弥選手ら若手の台頭など「確実に総合力の底上げができた1年」と総括し、「来季への手応え十分」と展望しています。リーグ対戦成績や退団したLB朴永吉(パク・ヨンギル)選手(31)とRB李琅鎬(イ・ウンホ)選手(31)の記事もあり、「永久保存版」です。以下からご覧ください。佐賀新聞シーズン回顧特集(3月27日)

【チーム】朴、李選手が退団。パワフルなプレーとタフな精神力でチームをけん引(3月8日)

トヨタ紡織九州レッドトルネードはLB朴永吉(パク・ヨンギル)選手(31)とRB李琅鎬(イ・ウンホ)選手(31)の退団を発表しました。ともに元韓国代表で、当たり負けしない体の強さとタフな精神力でチームを引っ張ってきました。
朴選手は2017年入団、2018年の第8回全日本社会人ハンドボール選手権大会ではベストセブンに選ばれました。李選手は2018年入団し、2019-20年の日本リーグではチーム得点王となりました。以下、退団、帰国に際し、ファンとチームへのメッセージです。

朴永吉選手
3年の間、いつも気にかけて頂き、私が楽しく生活できるように周りで助けてくれたレッドトルネード、トヨタ紡織九州会社の関係者の方々、そしてレッドトルネードというハンドボールチームを応援してくださったファンの皆様、本当にありがとうございました。来シーズンにはプレーオフ出場、そして優勝を目指し、頑張ってください。私は韓国に戻りますが、レッドトルネードのことをいつも応援しています!

李琅鎬選手
2年という時間を過ごし、本当に沢山のものを学んで韓国に戻ります。トヨタ紡織九州レッドトルネードの選手、スタッフの皆さん、会社の方々、本当にありがとうございました。韓国に戻っても、レッドトルネードのことを見守りながら、ずっと応援しています。そして最後に、応援してくださったファンの皆様、本当にありがとうございました!

李琅鎬選手(左)と朴永吉選手

【メディア】月刊『ハンドボール』で世界選手権を特集。岩下選手が登場!(3月8日)

日本ハンドボール協会が毎月発行する機関誌『ハンドボール』2021年3月号は日本代表が躍進した第27回男子世界選手権を特集し、代表選手3人の一人としてトヨタ紡織九州レッドトルネードGKの岩下祐太選手が試合に臨む時の思いや東京五輪に向けた手ごたえを語っています。

20ページ以上に及ぶ特集で、日本代表として24年ぶりの突破となった予選ラウンドから、バーレーンを29-25で下したメインラウンド最終戦まで6試合の戦績、ダグル・シグルドソン監督のコメント、コロナ感染予防として注目される「バブル」方式の成果と課題など、記録としても貴重な内容となっています。

岩下選手はバーレーン戦に向けた準備として「試合前にアンテックコーチと個人面談をし、今の状況に対しての言いたいこと等を話して、ちゃんと試合に気持ちを持っていくことが出来た」と話し、好セーブ連発の要因として「こういうシュートが多いとか相手選手の癖をしっかりインプットして臨み、試合中に迷うことなくプレーすることができたのが良かったと思う」と語っています。

機関誌『ハンドボール』は協会の公式サイトにアップされ、無料で読むことができます。指導者向けのコーナーもあり、選手育成の手引書にもなりそうです。以下のURLからご覧ください。https://www.handball.or.jp/organpaper/

 

【日本リーグ】勝利でシーズン締めくくり。通算9勝2分9敗、6位。小峰選手が7mスロー阻止率賞(2月28日)

第45回日本ハンドボールリーグは2月28日、最終戦(第20戦)を迎え、トヨタ紡織九州は琉球コラソンを36‐26で下しました。今季の通算成績を9勝2分9敗とし、順位は6位となりました。目標としていた上位4チームによるプレーオフ進出は果たせませんでしたが、昨年度の順位を1つ上げて、8月末に始まった今シーズンを終えました。

試合後、田中大斗選手は「今季最終戦を良い内容で勝つことができたのは良かった。
練習でやってきたことが、前半から表現できたと思う」としつつ、「昨年から1つ順位を上げたが、結果には全く満足していない」と語りました。

今季はコロナ禍で無観客試合が続き、選手にとってメンタル面でもハードなシーズンとなりました。その中で、エジプトでの世界選手権に出場した岩下祐太選手が一次リーグ突破の原動力となり、国内外から注目されました。リーグ戦の個人成績では岩下選手の不在をカバーした小峰大知選手が7mスロー阻止率賞( 0.345 )を初受賞し、来季につながる収穫となりました。

ファンや関係者の方々の応援とサポートに感謝し、来季こそプレーオフ出場、そしてその先の日本一を目指してチーム一丸となって戦っていきます。引き続きよろしくお願いいたします。