ホーム2連勝を狙う紡織は、立ち上がりから両サイドを中心として攻勢をかける。No.8荒川とNo.14梅本は、各サイドからのシュートはもちろん、時には中央へ走りこんでシュートを決めるなど多様な攻めを見せ、前半16得点のうち、両名合わせて10得点をあげる活躍を見せた。対する北電も鋭い攻撃をしかけるが、なかなか連続得点につながらず、6点を追いかける形で前半を終えた。
後半開始直後は前半と同様に紡織優位で試合が進み、一時、紡織のリードは10点まで広がった。このまま紡織が試合を決めるかと思われたが、中盤以降、北電が徐々にディフェンスで流れを掴みはじめる。紡織のオフェンスをうまく防いで攻撃につなげ、No.5久保、No.18前田の各3得点を含む怒涛の9連続得点で一気に紡織の背中を捉える。そして後半29分、ついにその差は1点となり、残り時間9秒で北電がチームタイムアウトをとった。ラストワンプレー、北電最後のスカイプレーは惜しくも決まらず、試合終了。辛くも紡織がホーム2連勝を遂げた。
GAME
日本ハンドボールリーグ 第13戦
吉野ヶ里町文化体育館
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トヨタ紡織九州
レッドトルネードSAGA - 29
- 北陸電力
- 28
- WIN
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- 16-10
- 13-18