ホーム4連勝のかかる紡織は、立ち上がりから積極的な攻撃の姿勢を見せ、現在首位を走る合成に対し4点のリードを奪う場面もあった。対する合成は、序盤こそプレーにやや乱れが見られたものの、中盤以降は攻守にその強さを遺憾なく発揮した。両チーム譲らず1点を取り合う展開が続いたが、紡織が退場者を出した隙を合成がしっかりと攻め切ってリードを広げ、3点の差をつけて試合を折り返した。
前半同様、後半も両者譲らぬ白熱した試合展開となった。互いに連続得点を許さず、1点を取り合う緊迫した状況が中盤まで続いた。後半13分、ついに合成がNo9趙の2連続得点で均衡を破るが、紡織もその後3連続得点を決めて食らいつく。ホームの声援を受けた紡織は、終盤に怒涛の追い上げを見せるも一歩及ばず、最後まで攻め切った合成が1点差の激闘を制した。
GAME
日本ハンドボールリーグ 第15戦
SAGAプラザ(総合体育館)
-
トヨタ紡織九州
レッドトルネードSAGA - 30
- 豊田合成ブルーファルコン名古屋
- 31
- LOSE
-
- 14-17
- 16-14