豊田合成が手堅く勝利
【前半戦況】
タ紡織は開始51秒でNo.22酒井が一発退場、続けて速攻チャンスを妨害したNo.21清家も退場となり厳しい立ち上がりとなる。しかし、紡織GK No.12岩下を中心に粘り、逆に合成No.9チャオの退場を誘発し、No.3田中、No.5中田の連続得点によって厳しい状況を凌いだ。前半に両チーム合わせて6人の退場者を出す荒れたゲーム展開となったが、日本代表の両チームGKの活躍が光り、両チームともになかなか得点が決まらず、硬直したゲーム展開が続いた。しかし、合成がNo.17古屋を中心に得点チャンスを作り出し、徐々に点差を広げ、前半は17対14と合成リードで折り返した。
【後半戦況】
変則的なディフェンスと7人攻撃で得点を詰めたい紡織に対して、合成はNo.17古屋が中心となって安定して得点を重ねていく。7分には速攻のチャンスを妨害した紡織No.11橋本が退場となり、24対17と得点差がさらに開いていく。状況を打開したい紡織はNo.19三重のカットイン、No.5中田の速攻などで反撃を試み一時は26対22まで詰め寄った。しかし、合成のGK No.12中村の好セーブによりクリアチャンスをものにできず、逆に合成No.23ディエゴ、No.17古屋の連携によってチャンスを作られ、得点差を広げられた。紡織は7人攻撃のミスを突かれたこともあり失点が嵩み、最終的には36対25で試合を終えることとなった。