セットでは、大同25番デネルをマンツーマンで守る紡織、5対5の攻防で進む試合は10分を過ぎ、4-4の同点。10分を過ぎ試合の流れを掴んだのは、紡織。12番ゴールキーパー岩下の安定したセーブから、19番三重、21番清家などによる4連続得点で8-4とリードを広げる。対する大同はここでたまらずタイムアウト、するとこれをきっかけに11番平子、4番藤江で反撃、16分過ぎには8-8の同点に追いつく。しかし、その後も試合を優位に進めたのは紡織。展開力のあるボール回しからポストを絡める得点などでリードを保ち、紡織が前半を16-13の3点リードで折り返した。
後半は互いに点の取り合いが続く試合展開。大同は39番ポストのイゴールにボールを集めて得点を重ね、反撃の機会をうかがう。対する紡織はクイックスタートから得点を量産、14番梅本の活躍もあり、15分を過ぎ26-23と紡織のリードが続く。その後、紡織ディフェンスの間を割れるようになってきた大同が、徐々に点差を縮めると、20分、4番藤江の得点で29-29の同点に追いつく。試合の行方を決めるラスト10分、流れを掴んだのは紡織。1番ゴールキーパー小峰の好守にこたえるように、14番梅本、17番松井、22番酒井で一気の4連取、33-29と再度大同を突き放す。その後も試合をコントロールした紡織が大同を振り切り、37-33で勝利した。
GAME
日本ハンドボールリーグ 第19戦
中村スポーツセンター
-
トヨタ紡織九州
レッドトルネードSAGA - 37
- 大同フェニックス東海
- 33
- WIN
-
- 16-13
- 21-20