湧永No.30田中の7mスローから動き始めた前半戦は、両チームが試合の流れを掴もうと熾烈な展開となった。湧永No.31庄子が3連続でゴールを決め、紡織を4点突き放したかと思えば、紡織はNo.17松井の2得点を含む怒涛の6連続得点で盛り返す。1度ずつあったタイムアウト明けも、両チームしっかりと得点を決め、互いに嫌な流れを断ち切ってみせた。緊迫した攻防は30分間続き、13対13の同点で前半を終えた。
後半は、立ち上がりから紡織のペースで試合が進んだ。紡織は攻撃的な姿勢の中でNo.3田中やNo.19三重が躍動し、着実に得点を重ねていった。湧永も前半同様、ディフェンスを崩す鋭い攻めを見せたが、紡織キーパーのNo.12岩下に阻まれ、流れに乗り切れなかった。最後までリードを守り切った紡織が、ホーム初戦を勝利で飾った。(日本ハンドボールリーグ公式サイト戦評)
GAME
日本ハンドボールリーグ 第5戦
吉野ヶ里町文化体育館
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トヨタ紡織九州
レッドトルネードSAGA - 24
- 湧永製薬
- 20
- WIN
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- 13-13
- 11-7