【メディア】密着動画「CHANGE」完結!制作者金氏に聞きました(4月29日)
トヨタ紡織九州レッドトルネードの2020-2021シーズンを追い続けてきたドキュメントムービー「THE CHANGE」が「ラストエピソード~変化~」で完結しました。昨年11月配信の「プロローグ」に始まり、計10編。ファインダー越しに激動のシーズンを見つめてきた金崇寛(キム・スンガン)さん(35)は「スローガンどおり、確かな変化が感じられたシーズンで、その変化が来季、どう具体的に体現されるか、楽しみ」と語ります。
金さんは留学生やスポーツ選手の仲介をはじめ総合人材サービスを手掛ける「ジェイ・ケイ・コネクト」取締役で、岩本真典監督、佐藤良彦コーチとは大崎電気時代から韓国チームとの合同合宿の手配などで親交がありました。「兄貴のよう」と慕う2人がレッドトルネードを率いることになり、密着ドキュメント動画の作成、配信を思い立ちました。アウエーを含め、ほとんどの試合に帯同し、けが人の続出や新型コロナウイルスによる制約など、さまざまな試練に直面したシーズンを見守ってきました。
映像はナレーションはなく、練習や試合前後のスタッフ、選手の言葉やインタビューでつないでいく構成で、金さんはシーズンを振り返り、「最初のころは選手の話も当たり障りがなく、みんな同じような感じだったが、岩本コーチ(当時)らの『考えろ』というポリシーがだんだん浸透し、自分の中で咀嚼し、深みのある言葉が返ってくるようになった」と話します。
ラストエピソードはシーズン最終のジークスター東京、琉球コラソン戦を軸に、シーズンを通してフルメンバーで戦ったことが一度もなかったという金明恵監督の苦悩や選手の葛藤を描きながら、確かな変化と来季への手応えを映し出します。
視聴した愛知県在住のハンドボールファンからは「(レッドトルネードとは)縁もゆかりもないけど、編集が素晴らしく、応援しながら見るようになりました。来季も楽しみにしています」という感想も寄せられています。各20分前後です。いよいよ大型連休を迎えますが、今年もステイホームが続きそうで、この機会にぜひ視聴ください。