かごしま国体ハンドボール競技第３日の10月10日、佐賀県成年男子代表のトヨタ紡織九州レッドトルネードSAGAは準決勝で愛知県代表の豊田合成と対戦し、35-24（16-10、19-14）で勝利し、11日の決勝戦進出を決めました。決勝戦は2011年の山口国体以来、12年ぶりの優勝を目指し、宮城県代表のトヨタ自動車東日本と対戦します。

　日本リーグ３連覇の豊田合成は外国人選手に代えて若手を投入し、対してトヨタ紡織九州も中田、山口の若手が躍動。序盤から終始リードし、前半は6点差をつけて16-10で終了。後半も三重、梅本、田中大斗、庄子らベテラン、中堅組が得点を重ね、GK小峰は前半に続きがっちりゴールを死守。後半スコア19-14で王者豊田合成を突き放しました。

　昨年の栃木国体で３位入賞を果たしたトヨタ紡織九州は来年のSAGA国スポでの上位入賞を目指し、今かごしま国体に臨んでいます。決勝戦は11日午後３時10分から霧島市溝辺体育館で行われ、国体チャンネル（ハンドボール アーカイブ – 国体チャンネル (japan-sports.or.jp)）でライブ中継されます。

（写真提供：佐賀県ハンドボール協会）