夢舞台に立ち、決意も新た 2023-24シーズン応援ありがとうございました!
「ああ、これがプレーオフなんだ、と。あの場に立ったことで、自分たちが目標とすることが鮮明になりました」。5月24日、日本ハンドボールリーグ2023-24シーズン日本一を決めるプレーオフの1stステージに臨んだトヨタ紡織九州レッドトルネードSAGA。試合後、選手の一人は悔しさをにじませつつ、前を向いて、そう語りました。
苦しい低迷期を経て、2019-20シーズンから7位、6位、5位と順位を一つずつ上げ、昨季は勝ち点差1で逃したものの、選手24人が一丸となって勝ち取ったベスト4の舞台。東京都調布市の味の素スタジアムに隣接する武蔵野の森総合スポーツプラザには佐賀から駆け付けたファンや選手の家族らがそろいの赤いTシャツでプレーを見守り、声援し続けました。結果は28-33。初の1勝はお預けとなりましたが、惜しみない拍手が送られました。
岩本監督も試合後の記者会見で「舞台に立ったことの意味」を強調し、「リーグ戦の1試合とは違う過酷な場だということを自ら経験できたことは大きい」とし、副主将の津山選手は「ベースから速攻につなげながらパスミスやシュートミスが多く、その精度を上げれば勝てると実感した」と手応えを語りました。
試合終了後、雄姿を見届けたファンの中には、感極まって涙を浮かべる人もいました。来季はその涙を歓喜の涙に変えます!2023-24シーズン、応援ありがとうございました!
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