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SAGA国スポ 京都下し準決勝進出! 若楠国体のレガシー受け継ぎ

SAGA2024国スポ第2戦となる12日の準々決勝。佐賀県成年男子代表のトヨタ紡織九州レッドトルネードSAGAは、学生を中心とした選抜チームの京都府を42‐18(23‐11、19‐7)で下し、準決勝進出を決めました。会場の神埼市中央公園体育館にはレットルファンはもちろん、神埼市など地域の方々が観戦に駆け付け、ゲームの迫力とスピード感に「すごい!」と喝采を送っていました。
神埼市は1976年の佐賀若楠国体のハンドボール競技開催地で、そのレガシーを受け継ぎ、トヨタ紡織九州(旧アラコ九州)創立翌年の1992年、企業チームとしてハンドボール部が誕生しました。佐賀若楠国体に教員男子代表として出場した神埼市の久保田秀光さんは「若楠国体は神埼高校のグラウンドが試合会場だった」と48年前の思い出を語りながら、試合を見守りました。ハンドボールの魅力は「走って、跳んで、投げる。そして、転がること」と言い、「ほら、今の梅本(貴朗)選手のプレーがそう。こんな面白いスポーツはないよ」。
ハンドボール観戦は初めてという人もいて、吉野ヶ里町の70代のご夫婦は「目まぐるしい展開で目が離せない」と感想を語り、「それにしてもキーパーはあんな近い距離で、よくまあ、ボールを受ける。勇気があるなあ」と目を見張っていました。
さあ、準決勝は13日(日)午前10時から千葉県代表(選抜)との対戦です。神埼市中央公園体育館でお待ちしています。